世界のエンジニアの年収分布に関して

この記事では、海外で働きたいけどエンジニアの年収はどのくらいなんだろう?興味があるけど、一歩踏み出せない方へ、エンジニアとして海外で働くのはどうなんだろうという方、是非参考にしてください。

<世界のエンジニアの年収>

世界には数多くのエンジニアがいます。より優秀なエンジニアを求め、求人は国を超え、グローバル化しています。

併せて、優秀な人材はより良い報酬を求め、国をまたいで活躍しています。

年収の高い国の1位はスイスで92,500ドル、2位はアメリカ83,000ドル、3位はイスラエル79,000ドルとなっています。4位以下も、欧米各国が給与水準が高い傾向にあります。また、100,000ドル(1,300万円)~200,000ドル(2,600万円)を稼いでいるエンジニアがいるのも欧米諸国に集中しています。

ちなみに中国は25,000ドル、インドは50,000ドルとなっており、中国では平均年収の2倍、インドでは3~4倍平均年収よりも高い結果となっています。エンジニアを目指せば、高収入が期待できるので、大変な人気となっています。アメリカのシリコンバレーの20%程度はインド人のエンジニアが占めていることを考えれば、納得の内容ですね。

<世界で活躍するエンジニアの年収増加している国>

欧米諸国が給与水準が高いですが、世界的にもITに力を入れている国がエンジニアの給与水準を引き上げています。1位はタイ、2位はラトビア、3位カタールですが、8位にインドネシア、12位、ブラジル、13位ベトナムとなっています。欧米だけでなく、世界的にもエンジニアの年収が上がっているのがわかります。

<世界で活躍するエンジニアになるには>

年収が高い国が欧米諸国に固まっていることから見ても、英語力は必須といえます。現在エンジニアの仕事は分業化されていますが、世界各国のエンジニアとやり取りするには、ビジネスレベルの英語力が必要となります。

TOEICレベルでいうと800点は最低必要で、高度なレベルになります。とはいえ、実際仕事をする上ではそこまでのレベルは必要とされません。

エンジニアは優秀な人が多いため、そのレベルでないと、高収入を見込めない可能性があります。

<まとめ>

年収が高い国は、欧米が中心となっていますが、年収の伸びでいえば、東南アジア・中国・インドなども総じて上がっています。数年後には、どこの国で働いてもエンジニアの年収だけは、世界スタンダートになるような時代が来るかもしれません。